田舎で住んでいると、お得な話、耳寄りな情報を聞いたとき、「あれは都会の話だから」と言って、詳しく話をきかないことってありませんか?
例えば、LIVEの話だったり、著名人の講演、セミナーの話だったり、面白そうだなぁと人から話を聞いても、「どうせ都会でしょ?」と思って最後まで聞かないことってありません?
私はあるんですよねぇ。
でも、今回の格安SIMの話は、地方、田舎だろうが、関係なく、電波の通じているところであれば、みなさんお得になる話です。
県の人口75万人、人口が全国44位の徳島県で快適に使用している私が言うんですから間違いないですよ。
Contents
固定費として大きく占める携帯代が一気に下がる
携帯代にいくら払ってますか?
スマホを持った最初は4,000円ぐらいだったのに、いつの間にか8,000円を超えているって人多くないですか?
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1637.html
このMMDの調査によると、3大キャリア(ドコモ、au、SoftBank)で支払っているスマートフォンの月額料金は7,876円という結果に。
それに対して、格安SIMユーザーは、2,975円。
格安SIMの利用者はキャリア利用者の半額以下で収まっているということが、MMDの調査によって報告されました。(2017年3月16日)
なぜこんなにもキャリアと格安とでは違うのか?
3大キャリアと、格安SIMとの料金がなぜここまで違うのか。
一番の理由は、データ通信の月額料金が全然違うということです。
大手キャリアの場合、
- 1GBで2,900円
- 2GBで3,500円
- 5GBで5,000円
といった料金設定。
それが格安SIMの場合(マイネオ)だと、
- 1GBで800円
- 3GBで900円
- 5GBで1,580円
と言った料金に。
上記では、マイネオを比較の対象にしましたが、だいたいこれぐらいの料金でデータ通信が使えるのが、格安SIMです。
キャリアの場合は、このデータの料金の上に300円の契約(spモードや、Sベーシック)がかかりますから、まだ料金は上乗せになります。
実は格安SIMの利用料金で一番多いのは1,000円から2,000円のユーザー
MMDの調査によると、格安SIMユーザーで一番多い利用料金は、1,000円以上2,000円未満という回答で、全体の33.6%を占めていたようです。
ということは、もしかするとあなたもこの枠に収まるユーザーかもしれません。
実際、私が使っている格安SIMは4つありますが、
一つは、月額固定で700円(楽天モバイル 050データSIM)
一つは、月額平均1135円(フリーテル データ定額3GB)
一つは、月額平均1,300円(LINEモバイル フリープラン通話付)
もう一つは、月額950円 (開幕SIM データ定額1GB)
です。
この格安SIMの料金は、ちなみにすべて税込の価格です。
めっちゃ安いでしょ?
あれっ?データのSIMが多くない?
このSIMを見て、気づかれましたかね?
そう、私が契約している格安SIMは、LINEモバイルを除いては、すべてデータのみの契約のSIMです。
ですから、通話も考えている方は少し値段は変わってきます。
でも安心してください。
通話をつけてもプラス700円です。
データSIMの料金に通話の料金を足しても2,000円にもなりません。
MNP(ナンバーポータビリティ)も可能 今の番号がそのまま使える
格安SIMへもMNPができます。
ナンバーポータビリティというやつですね。
ですから、今、大手キャリアで使っている番号を、そのまま格安SIMで引き継いで使えます。
現在、電話番号の移行も、ものすごく簡単にできますし、不通時間0という、切り替えの時間に何分も待たせるってことのないSIMも出てきてます。
(何年か前までは、切り替えに数日待ちが当然でした)
不通時間0のSIMには、
30分から2時間程度
なんかが有名でしょうか。
普通に考えたら、不通時間0のほうがいいとは思いますが、そこはSIMカード会社のサービス等を考えて、選んだほうがいいと思います。
何時間も切り替わりに待たされることはありませんから、じっくりと選びましょう。
地方ではどのSIMがいいのか?の前に自分のスマホはどのSIMが使えるのか?
まずどのSIMがいいのかという前に、自分のスマホには、どのSIMが使えるのかを理解しておいてもらわないといけません。
というのも、SIMカードには、
ドコモ系のSIMカード
au系のSIMカード
SoftBank系のSIMカード
というのがあり、ドコモのスマホは、ドコモ系のSIMカードしか使えず、auのスマホには、au系のSIMカードしか使えないんです。
それぞれのキャリアは、同じキャリアのSIMしか認識しないように、SIMロックというのをしているんですよね。
要は、ドコモスマホは、ドコモ系SIMしか使えず、
auスマホには、au系SIMしか使えないということを理解しておいてください。
今、言ったのは、ドコモと、auですが、SoftBankも同じです。
SoftBankスマホは、SoftBank系SIMでしか使えません。
ただ、SoftBankは、まだ音声通話のSIMカードが発行されておらず、現在(2017年4月)は、データ用のSIMしかありません。
またそのデータ用のSIMは、iPhone専用となってます。
ですので、SoftBankユーザーは、そのままのスマホを使うのはまだ強くお勧めできない状態です。
それで地方、田舎でお勧めSIMは?
自分のスマホのキャリアのSIMカードを買わなきゃならないということは理解していただけたと思いますが、じゃあ地方、田舎ではどこの格安SIMがいいのか。
結論から言えば、どこの格安SIMでも基本的にはお勧めできます。
というのも、格安SIMというのは、大手のキャリアの回線を借りて使ってるので、エリア、通話品質はそのキャリアそのものなんですよね。
エリア、通話品質ともに、ドコモであればドコモの通り。
auであればauの通りの品質で使うことができます。
「じゃあ通信速度が心配。つながるのが遅かったりするんじゃない?」
そんな声もあるかと思いますが、これも私の経験から言って、大きな問題はありません。
確かに、大手キャリアのまんまの速度よりは遅いです。
でも体感的にはそれほどの差は感じません。
たぶん差を感じやすいのは、人口の多い混雑している都会の話であって、人口の少ない混雑していない地方、田舎の場合は、速度の影響を受けにくいんだと思います。
でも、実際には、地方で使ってて、ちょっと遅いかなと思うSIMも、これまでにはああるにはあったんですが、そんなSIMはここでは紹介していませんので安心してください。
ここで紹介しているSIMは速度の問題を受けていないSIMを紹介させてもらっています。
ドコモユーザーにお勧めの格安SIMは?
やっとここから、お勧めの格安SIMを紹介します。
じゃあ、まずはドコモ系の格安SIMからです。
ドコモ系の格安SIMの会社は、めっちゃ多く、いろんな会社から格安SIMを選ぶことができます。
その中でも、お勧めなのは、
②mineo (マイネオ)
でしょうか。
それぞれに特徴がありますが、またその特徴などは別の機会に書きたいと思います。
auユーザーにお勧めのSIMカードは
auユーザーが使えるSIMカードは以下の3社しかありません。
ですが、どこも評判はいい会社ですのお勧めできます。
au系のSIMカードも、それぞれに特徴があるので、その特徴は別の機会に。
ドコモ、auのスマホを持ってるなら、今すぐお得になる
ここまで、格安SIMのお話をしてきましたが、ドコモ、auのスマホをお使いの方なら、今すぐにでもお安く持つことができるのが、格安SIMです。
ドコモ、auのユーザーさんは、今使ってるスマホをそのまま使えるのが大きなメリットです。
新規でも申し込んでも、MNPで申し込んでも、対応のSIMさえ間違っていなければ、今、お使いのスマホでお安く使えます。
でも、思い切ってSIMフリーと言われるスマホを買ってしまうという手段もあります。
もう使い古したし、新しいのが欲しいよなぁとという方は、SIMフリーのスマホを選ぶといいでしょう。
ついついキャリアのスマホを選んで、また2年間の縛りに入ってしまうということをしてしまいがちですが、格安SIMに、SIMフリー端末なら、しばりから完全に離れることができます。(最低利用期間はありますが解約月というのはありません)
SIMフリー端末の購入などの話は、これもまた別の機会に書きたいと思います。
まとめ
格安SIMなら、大手キャリアより、5,000円は安く持てるということを書いてきましたが、私も月々5,000円ほどは安く持てるようになりました。
一人5,000円ですから、家族が揃って格安スマホに変えたなら、かなりの固定費の削減になるかと思います。
今回は、「格安SIMカードを使えば安くなりますよ」 「こんな格安SIMの会社がありますよ」「本体のキャリアによって使えるSIMカードが違いますよ」といったことをお伝えしてきましたが、次回は、各会社のSIMカードの特徴や、自分が使っている格安スマホのことなどが書けたらと思います。
田舎でも簡単に契約。
田舎こそ格安スマホ。
快適に使える格安スマホのご紹介をこれから何回かに分けて説明させてもらいますね。